”プラーナ”とは?

”プラーナ”について知ることはたくさんあります。

私たちの呼吸は神経生理学と関連しています。左の鼻が通っているとき、右脳がアクティブです。右の鼻が通っているとき、左脳(論理的に考える、理解する機能)がアクティブです。呼吸が主に右の鼻が通っていて、左の鼻が殆ど通ってないとき、私たちは知恵をより深く理解することがきます。呼吸が主に左の鼻を通っているとき、知恵を理解せずに、音楽のようにただ聞いているだけになります。呼吸が両鼻から通っているとき、瞑想がおこります、祈りがおこります。または何もおこらないかもしれません。

あなたが、とてもスピリチュアルな人と共にいるとき、両方の鼻が通ることになります。
スピリチュアルなマスター(グルや先生)とお会いするとき、お寺や教会、お祈りやスピリチュアルな活動を行っている場所を訪れたとき、
両方の鼻が通ることになります。

精妙な生命エネルギー”プラーナ”は鼻の中にある三つの道(ナディ)を通ります。「太陽ナディ」は右鼻。「月ナディ」は左鼻。「火ディ」はこの二つの真ん中で、「シュシュムナ・ナディ」とも呼ばれます。私たちは”プラーナ”の海の中に生きています。

体の中に五つ種類の”プラーナ”があります:
”プラーナ”
”アパーナ”
”ウッダナ”
”サマーナ”
”ヴャーナ”

”プラーナ”は体の上の部分、心臓より上にあるエネルギーです。”プラーナ”がとても高いとき、またはバランスがとれていないとき、寝ること(睡眠)はできません。

”アパーナ”が体の下の部分にあるエネルギーです。”アパーナ”が高いとき、だるさや眠く感じたりします。

”サマーナ”がお腹の中にあるエネルギーで、食べ物の消化を手伝ってくれます。

”ウッダーナ”が胸やのどにあるエネルギーで、感情と関連しています。”ウッダーナ”のバランスが崩れているとき、感情がなかったり、石のように硬くなったり、または弱くなったりします。

”ヴャーナ”は体全体にあるエネルギーで、関節の動き、全身の循環をサポートしてくれます。”ヴャーナ”が乱れたとき、体の中の循環システムが乱れて、関節が硬くなったり、体の中で痛みがあったりします。

この五つ種類の”プラーナ”がみなさんの体の中にあります。そして、それぞれの”プラーナ”が目立ちます。
乱れている”プラーナ”は、プラーナヤマ、スダルシャン・クリヤ呼吸法を練習することで直すことができます。

”プラーナ”を完全に理解するにはかなり時間がかかります。私たちの体には172,000ナディ(プラーナが通る道)があります。

私たちが行う行動によって、呼吸のリズムが変わり、それぞれのときにそれぞれの”プラーナ”が主に動きます。ヴェーダの教えによると、左鼻より右鼻が通っているとき、体の代謝が2倍ぐらいあります。ですので、左鼻が通っているとき、飲み物を摂ることがお勧めです。右鼻が通っているとき、食べることがお勧めです。逆のことをしてしまうと、6ヶ月以内に病気を抱えてしまうかもしれません。さらに、アーユルヴェーダによれば、食事と一緒に飲み物をとることは良くないそうです。飲み物(お水など)はご飯を食べる30分前か30分後とった方がいいそうです。ナディの状態や呼吸が1時間ごとに変わります。同じように、”プラーナ”も変わり、世の中のエネルギーも常に変わっています。

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